The VISION トップの描く未来図

石田 宙子
北浜サロン 大人のたしなみ道 主宰

石田 宙子

[ 当たり前のことを当たり前にする ]

略歴

高校はアメリカニューヨーク州にて卒業(その後、日本の高校も卒業) 大学は京都の女子大学にて、文学部英語英文学科異文化コミュニケーションを専攻。
その後、16年間、貿易会社にて会社員。2013年前身である”わたしサロン”をオープン。
2016年北浜サロンへ改名。

現在の仕事についた経緯は?

見せる躾 古来のよき日本の文化を貫く躾を受けてきました
このようにしなさい あのようにしなさいとは言われず、行動で見せる
ですので、自分から積極的に見ることが無ければ、自己責任として 自分が恥ずかしい思いまた失礼になる事は責任を持つ そういう意味では
職人の修業のようなものかもしれません
手助けをし 言葉で理論的に覚えるのではなく 見て体で覚える
また 決断する事 またその決断によって どんなことに影響するのか考えて 決断する事
幼少のころからでしたので もちろん失敗も多く そこから どうしたらよかったのか 問われる日々でした
食事に行くと言われ どこに行きたいか もともと行きたいかも問われます
行かないという選択肢を取ると 小さな私を一人置いていくわけにはいきません 結果 母が行けなくなる影響を どう考えるのか
何を食べたいと考える時に 他の家族は 何を求めているのか
常に 自分の希望と 人の希望を考えることにより 人の立場に立って考える心や 自分の決断が及ぼす影響を予測する事が養われたと思います
また、海外にいることの多かった父には 本質を見る目を求められることも多く 動物が見たいと言ったわたくしに 野性を言うものの厳しさをと アフリカに連れられました
また インドに行って 同じくらいのおさないストリートチルドレンに 持っていたジュースをあげようとすると 「目先の善意で その後
その子が働かなくても良いと思ったら この子のためにはならない 本当に善意で助けたいのであれば 大きくなって
沢山仕事をして学校を作ることの方が沢山の人のためになるのではないか」と小学1年生のわたくしに教えてくれたこと
またその反面 日本の古来の文化では 誕生日は初誕生以外 祝わないという 古来の文化を貫くような躾

このような育ちの後 高校留学をし 日本の事 文化の事を分かった気で行ったアメリカで まだまだ足りないと感じ 又帰国後も 様々な事について
興味を示すようになりました

父の会社に入り 父の引退まで 16年働いた後 何か自分にできるものがあるのではないか 昔 話を聞いたこと 本当の意味で人のためになるにはどうしたらよいのか
自分に何が出来るのかを考えた時に 実は現代では この古風ともいえる躾が 求められているのではないかと考えるようになりました

仕事へのこだわり

古来のよき日本のしきたりや作法 礼節は 今でも息づいているものです
現代の略式が 本式にならないように 守っていくこと また そこを知っているからこそ なぜそうするのかが見えてくるものです
略式で良い場面が多いからと 型 だけで覚えるのではなく その向こうの大きな敬意を込められるように 昔ながらのやり方や 場面によって行う略式を丁寧に伝えていきたい
もしこれが 時代遅れだと言われるのであれば それは 時代を戻ることも大切かと思います
よき時代に戻る勇気 また新しいものを受け入れる柔軟性 これがあるからこそ 文化は花開くと考えております
またこういったことには 地域性もあります 同じ日本国内でも それぞれの作法があり その違いを許容する心の余裕も 伝えることによって
日々の豊かさを持った 古来の日本を伝えていきたいと存じます
島国の日本では 主張する事より 協調性が重要視されてきました 狭い土地に代々同じ人たちが住み 末永くお付き合いする文化でありました
ですが、それはみんな同じとは違います 個を尊重し 自己を持ち そのうえで 協調する
違う作法 違うしきたりを許容するには まずご自身の確立がないと 迷うばかりです
こういったことが希薄になりつつある現代に さらに情報社会
まずは 自分の足元から 小さな輪から伝えることを 始めました
大きな仕事を好む今ですが 急がば回れ
そうすると 賛同してくれる生徒たちが集まり 今があります

若者へのメッセージ

グローバル化が広がる現代で ビジネスではグローバル化は推奨しても
文化は推奨できません どこに行っても同じ町では楽しくないものです
バーチャルも楽しいかもしれませんが そこの空気 水 人を感じるからこそ 旅行は楽しいのではないでしょうか?
そう考えると 自身の足元の日本について 文化や芸術と言うものも大切ですが もっと身近な日常を 見つめてほしい
日本人としての誇りと品格 いかにこの足元の日本が凛としたものかを体感して欲しい
品格や誇りは ある特殊な人々のものではなく 私たち全員のためのものです
完全なものではなく 不完全なものを美しいと考える余裕 余白を楽しみ 行間を読む
こんな素晴らしい日本の考え方を触れてみて下さい