The VISION トップの描く未来図

村岡 功規
株式会社QuickWork CEO

村岡 功規

[ Operational excellence ]

略歴

1994年生まれ、奈良県出身 QuickWork 創業者 CEO (http://is.gd/b2Qz0t) 理系/Ruby Association Programmer 学生時代にデータ分析の研究員・Webサービスを起業レバレジーズで0→1・salesマネージャーを経験 Pythonを用いたデータ分析業務やRubyを利用したWEBアプリケーションの開発及び運営をしていた経験と、ITベンチャーでのセールス / マネジメントの ノウハウを掛け合わせ、株式会社QuickWorkを創業。

現在の仕事についた経緯は?

会社を自分で立ち上げようと思ったのは、新卒で入社した様々な領域の人材サービスを手掛けるレバレジーズで、法人営業のマネージャーを担っていたときでした。
 当時はアポイントを取る手段としてテレアポが主流だった為、セールスメンバーは日々の仕事の中で3〜4割をそのためのリスト作成に費やしていました。採用サービスにおけるリスト作成は何よりも鮮度が命。なぜなら「いま採用している」企業ではないと、例え連絡先を入手したとしてもその情報に意味がなくなってしまうからです。もし電話をかけてしまったら、相手にとっても断るための無駄が発生してしまうのです。そんな状況をどうにか解決できないかなとずっと考えていました。
 私は工学部出身で大学時代にデータサイエンスを学び、Ruby・Pythonエンジニアでもあった経験を活かして、土日の時間を使ってクローリングのシステムを一人で0から開発することにしました。業務に活きなくても、良い人生経験になるだろうと、そんな気持ちでスタートしました。2週間でベースを完成させ、実際にクローリングしたリストをスプレッドシートに書き出してメンバーに共有。その書き出した2万件のリストにメールで案内を送ると、なんと500件ものリアクションがあったのです。メンバーも私もみんな驚きました。そのときから、私のチームはテレアポはピンポイントで商談したいお客様のみで、新規開拓はメールで行うようになりました。これまでの働き方も大きく変わり、お客様に時間を費やせるようになったため、提案の質が大きく上がりました。
 その評判を聞きつけて他部署から依頼が来るようになり、社外からも使わせて欲しいと声がかかるようにもなりました。また、ちょうどその時SaaSのビジネスモデルを知ったこともあり、もっと多くの人に使ってもらうために独立を決意。そこで一緒にやる仲間として同期である粂を誘い、上司に起業の意志を伝え、すぐに起業への行動に移しました。

仕事へのこだわり

1番のこだわりは、「信頼」を大前提においたメンバーへの権限移譲により、メンバーのポテンシャルを最大化することです。
 前職、人材サービス事業の法人営業を行っていた際に、紹介した求職者がせっかく就業しても残念ながら退職してしまうケースを数多く目の当たりにしてきました。また、自身がマネジメントしていたメンバーが退職していく姿を何度も見て、その度にいつも悲しい気持ちになってきました。どうしてあれほど目を輝かせていた人が、数ヶ月もしたらとても辛そうな顔をして働いているんだろうと感じました。人材サービスという仕事をしていたので余計にその状況が辛く、どうにかしたいと思っていました。だからこそ自分が起業した際は、エンゲージメントが高く、誰もがイキイキとしている会社を目指そうと思っていました。
 私たちの組織づくりは、「信頼」が全ての根幹にあります。働く場所が自由なのも、副業を推奨しているのも、やりたいといったことをすべて任せるような裁量権を与えるのも、すべては信頼があるからこそ出来るのだと思います。もちろん最初は本当に大丈夫かな、キレイゴトを言ってないかな、というようなことが頭をよぎったこともありました。でも、全ては喜憂でした。こちらが信頼するということは、相手も私たちのことを信頼してくれるということ。信頼してもらうためにとことん腹を割って話すと、相手も腹を割って話してくれるのです。だから採用におけるミスマッチはこれまでに一人もいませんし、みんな継続して組織に関わってくれています。また、メンバーの発案で飲みニケーション手当という制度を立ち上げたのですが、メンバーが積極的にが集まって大盛り上がりしました。普段から働き方を自由にしているのでリモートの人も多く、一見合理的な働き方にも見えるのですが、その場にはたくさんのメンバーが集まってくれて、良いチームワークが生まれていました。
 これからもこの輪を、日本に、そして世界に広げていって、多くの人がハッピーになる働き方を発信していきます。

若者へのメッセージ

「自分が一番になれるフィールドを見つけて、その方面で卓越できるよう時間を投じること」が大切だと思います。ビジネスは100者100様の勝ち方があります。早いうちから自分自身と対話する時間を設けて、自分だけの資質を最大限活用できる場所を探求してください。