The VISION トップの描く未来図

中原 誠
株式会社nehan 代表取締役

中原 誠

[ give and give ]

略歴

東北大学理学部数学科卒業後、
株式会社コロプラでマーケティング業務に従事後、株式会社ドリコムでデータ分析の道に入り、DATUM STUDIO株式会社で執行役員として業務を
行った後、株式会社nehanを設立。著書に「改訂2版 データサイエンティスト養成読本 」(技術評論社)

現在の仕事についた経緯は?

サービス事業者でサービスに向き合った人間であれば、誰しもが(?)一度は、自分が考えたサービスを作ってみたいと思うのではないでしょうか。
私もその類の人間でして、ソーシャルゲームの運営業務を経て、一度はコンサルティング領域に軸足を移したものの、サービス提供のダイナミックな感覚が忘れられず、いつかは自分も……と夢見ておりました。
現在、私はデータを活用するために障壁となる作業を効率化するサービスの提供をしています。それは天から降ってきたアイデアではなく、これまで業務に真剣に向き合った結果生まれたものだと感じます。
今は、サービスを育て、データ活用をより促進するという夢に向かって日々頑張っております。

仕事へのこだわり

点は線になり、面になる、という点に尽きるかと思います。
転機になった事件があります。新人時代、何も出来なかった私は、事務作業のお手伝いなどもやっておりました。しかし、単純作業に対して全くモチベーションが上がらず、その結果大きなミスをし、多くの人に迷惑をかけてしまいました。それはもう、とてもとても怒られましたね。心の奥底で仕事をナメている、と。
そこから気持ちを改め、イベント運営、取材、運転手(?)、植物の水やり(?)など、様々な仕事を真剣にやりました。
結果的に今、社の代表となった自分を支えてくれているのは、そういった現在の専門領域外の経験です。
どんな仕事であっても、やりきれば自分の中に点が生まれます。点を増やしていけば、線となり、自分だけのスキルに変化します。それが面となれば、自分しか持ち得ない専門領域になると考えます。
全ての点が面になれるわけではありませんが、点を打たないと面も生まれません。どんな仕事も真摯に行い、どんな結果であっても反省し、経験を自分の中のデータ(資産)にしていくことをずっと心がけています。

若者へのメッセージ

色んな仕事論がありますが、結局人とのつながりで世の中は成り立っています。
どんな優れたビジネスプランも、一人で実現することはできないでしょう。
人とのつながりを増やすためには、接点が必要です。
仕事を真面目にやる、素直に接することで、接点は自然と増えていくものですが、作っていくこともできるのです。
人との接点を増やす投資をしましょう。私は、車やバイクを買うことをお勧めします。
私は、社会人1年目からRX-7という古い車に乗っていますが、多くの人とつながりを作ることができました。
若いうちはお金なんてありませんが、将来お金に変えられないものになって返ってくることを信じ、ローンを組んででも買うのです。私も頭金0のフルローンでした。
ええと、ただ車やバイクというのは、あくまで私の例ですので、ある程度自分の中で抽象化して飲み込んでもらえるといいと思います。
日々環境は目まぐるしく変化していますが、人と人とのつながりで世の中は動いている、というのはこれからも変わらないでしょう。
その本質に、どう向き合っていくか、考えてみてはいかがでしょうか。