The VISION トップの描く未来図

小川芳夫
BTFコンサルティング 代表

小川芳夫

[ We cannot solve our problems with the same thinking we used when we created them. ]

略歴

1958年生まれ。千葉県出身。1981年東京理科大学理学部を卒業後、株式会社明電舎に入社。1985年日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。技術職として働いた後、コンサルタント職となりファシリテーションと出会う。2018年定年退職。2019年個人事業主として、ファシリテーションを核としたコンサルティング業を起業。屋号はBTFコンサルティング。BTFはBusiness Transformation with Facilitationの略。

現在の仕事についた経緯は?

私がBTFコンサルティングを起業した理由は次の3点に集約されます。
・培ったスキルを社会に還元したい
・日本にファシリテーションを広めたい
・日本の会社の会議をファシリテーションで変革したい

ファシリテーション(facilitation)とは、「人を集め集まり、議論して、合意形成する」この行為が円滑にいくように議論を促進することです。ファシリテーションする人をファシリテーター(facilitator)といいます。

ファシリテーションは科学的にアプローチして作られた手法です。
ところで、海外の会社員は会議の仕方を普通に学んでいることをご存知ですか?
日本のオフィスワーカーは生産性が低いと良く聞きます。日本の会社は会議の不満が多いと聞きます。

私が培ったことを還元することで、会社の会議にまつわる課題を解決する、ここに貢献したいと思っています。

仕事へのこだわり

会社の会議、「人を集め集まり、議論して、合意形成する」行為をより良くすることにこだわりたいと思っています。私はファシリテーションが役に立つと確信しています。withコロナでオンラインを介してクラウド上の会議室で議論する場合も、ファシリテーションが役立ちます。いや、必須といっても過言ではないでしょう。

私は日本の会社の中に多くのファシリテーターが育って欲しいと願っています。
ですから、ファシリテーターを育成することを、お客様と協働しながら達成したいと考えています。

会議をファシリテートできるようになったら、次はお客様が自律的にビジネス変革を実現できるようになって欲しいと思います。お客様のビジネス変革はお客様にしかできません。必要な人を集め集まり、ワークショップを開催して、自分たちに実現可能な変革を議論する。これをファシリテートできるようになっていただきたいです。ソフトスキルやビジネス・フレームワークなどの道具を使いこなせるようになること、これももとても大切です。

デジタル変革(DX)が世界中で進んでいます。withコロナの今こそ、DXによる自動化や新しいビジネスの創出が加速すると思います。お客様の会社のDXが円滑に進むように、会議やワークショップを円滑に促進するファシリテーターの必要性は増すと思っています。

日本のビジネスパーソンでファシリテーションをご存知ない方は多いです。
一方、海外(特に米国)のビジネスパーソンでファシリテーションを知っている人は多いです。

ファシリテーションを日本のビジネスパーソンの方々に広めたい、多くの方々に知っていただきたい。ここにもこだわっていきたいと思っています。

ちなみに、2021年度の中学の指導要領に、アクティブ・ラーニングが入りました。先生がファシリテーターになって、生徒が主体的に対話的に学ぶものです。2021年度から、日本の中学生はファシリテーションを知るようになります。

若者へのメッセージ

若者。20代後半から30代前半までの方々へのメッセージを書きます。

まず、環境の変化に対応できる柔軟な人になって欲しいと思います。

あなた個人だけでなく、あなたが所属するチームが、自律的に協働して成果を出す。チームの成果が評価される時代が日本にも訪れると思います。チームが成果を出すことに貢献する人がみんなからリスペクトされるようになります。指示待ち人は終わると思います。勤務時間で管理監視する・されるという形は終わると思います。昭和の高度経済成長期から継承されてきた「昭和の働き方」は急速に終焉を告げると思います。

さて、チームが成果を出すことに貢献する人、チームのメンバーからリスペクトされる人になるためには、スキルを研鑽する必要があります。個人としてスキルを磨き、自分のチームのケイパビリティを上げることを目指してください。
(スキルは個人の能力、ケイパビリティ(capability)はチームの能力)

何かコレとあなたが選んだスキルに加えて、ソフトスキルを身につけることも考えて欲しいと思います。ソフトスキルは、コミュニケーション、プレゼンテーション、ファシリテーション、リーダーシップ、チームビルディングなどのスキルです。最近はパワースキルと呼ばれることもあります。ほとんどが科学的に考えられたもので、コミュ力が少なくても何とかなるものです。しっかり学んで欲しいです。

そして身に付けたスキルを実際の仕事の場で活用し、研鑽し続けることもお忘れなく。

令和の時代をみなさんがリードして創り上げてください。期待しています。